自律神経失調症は様々な症状が現れる|病院でしっかり改善しよう

木

その体の不調の原因は何か

看護師

自分で治す方法もあります

自律神経失調症という病名をご存知の方は多いでしょう。しかしそもそも、この自律神経失調症とはどのような病気なのでしょうか。元々自律神経とは、交感神経と副交感神経という2つの神経によって成り立っています。交感神経は活動をつかさどり、副交感神経は休息や修復をつかさどっています。しかし、何らかの原因でこの2つがうまくかみ合わなくなり、交感神経ばかりが働くようになってしまうと、その弊害が様々な症状となって合現れて来ます。この様々な症状を総称して、自律神経失調症と呼んでいます。現在治療方法としては、それぞれの症状に合った治療方法、いわゆる対症療法が採られることが多いです。精神面で不安定な場合は、抗不安剤や睡眠導入剤などが処方されますし、下痢や便秘がある時などには、そのための治療薬が渡されることもあります。それ以外にも肩こりや蕁麻疹、不整脈、女性の場合は生理の不順なども起こりますので、どのような症状があるかを医師に伝えてください。診療科は内科か、または心療内科がお勧めです。また薬物療法のみならず、カウンセリングや鍼灸などで治すこともあります。それから自律神経失調症の症状を軽減するには、生活の改善もかなり効果があります。具体的には、睡眠時間をきちんと取って規則正しい生活をする、その他にはストレスをためないようにするといった具合です。特に生活を改善しながら治して行く方法は、自分自身の生活を客観視できますし、その時々に合わせて方法を自分でコントロールできますので、お勧めといえます。

つらさが改善されない時は

規則正しい生活をするようになると、交感神経と副交感神経の切り替えもスムーズにできるようになりますので、つらかった症状が和らぐようになります。またストレスをためないように、まず物事をポジティブに捉えるようにし、リラックスの時間や趣味の時間を作るようにすれば、自然と生活や仕事に対する姿勢も前向きになりますので、一石二鳥です。それから、有酸素運動をしてみるのもいいでしょう。これは主にウォーキングやジョギング、なわとび、水泳や自転車などです。ただし症状を緩和したいからといって、無理して行うと別の形でストレスになります。自分のペースでのんびりやるようにしましょう。それから1日の終わりに、不愉快に感じたことを書き出してみることで、気分的に落ち着くこともあります。また入浴は、できればシャワーでなく湯船につかるようにしましょう。特にぬるめのお湯にゆっくりつかることで、体温調節機能がうまく働くようになり、冷えの症状を抱えている人にはプラスになります。しかし、それでもなかなか改善されないという場合は、他の病気のことも考えられます。たとえば不整脈による心臓疾患、胃痛による胃潰瘍、ホルモンバランスが崩れることによる糖尿病などが考えられます。ですから、軽い運動をしたり、ポジティブに物事を考えているのになかなかよくならない時、また医師から薬を処方してもらっているのに効果が見られないような場合は、まず内科、あるいは循環器科や消化器科などで検査を受けてみるようにしてください。