自律神経失調症は様々な症状が現れる|病院でしっかり改善しよう

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ストレスにより起こる病態

悩む女性

自律神経が乱れる病態

身体的な病気が原因ではなく、精神的なストレスなどが影響して、自律神経症状か引き起こされる状態を自律神経失調症と言います。一方、身体的な病気が精神的、心理的な要因により発症または重度化している場合は心身症と呼びます。代表的であるのが過度のストレスからくる胃潰瘍などは、心身症に分類されます。心理的要因により発症する自律神経失調症、心身症はともに病名ではなく病態とされています。自律神経失調症になると、全身の機能をコントロールしている自律神経が乱れる為に、様々な身体的、精神的症状が引き起こされます。身体的な症状として、全身の倦怠感、頭痛、動悸、めまい、血圧の変動、下痢、不眠などが挙げられます。精神的な症状が、常にイライラする、疎外感、不安感、やる気が出ない、感情をコントロールできないなどです。ただしこれらの症状が出たからといって、必ずしも自律神経失調症が発症していると自己判断してはいけません。他にもパニック障害、うつ病、躁鬱などの精神疾患の可能性も考えられますので、早期に専門医への相談が重要とされています。最近では内科や整形外科などで検査を行っても、原因を特定することが困難な為、神経科や心療内科の専門医を紹介されることが殆どです。自律神経失調症になりやすい性格、タイプが、几帳面で神経質、対人関係や環境の変化に敏感、そして緊張しやすいといった人が挙げられます。些細な他人の発言や行動を気にしたり、悩んでしまう性格に、日々のストレスが加わることで自律神経のバランスが崩れやすくなるとされています。

自律神経が乱れる原因

自律神経失調症の症状は、発症者一人一人の個人差が大きく、その原因も一人一人違います。自律神経が乱れる原因は一つではなく、様々な原因が絡み合っている場合が殆どなのです。主な原因とされているストレスや性格の他にも、生活リズムの乱れや環境の変化、女性ホルモンの変化なども自律神経の乱れに深く関わっています。生活リズムの乱れとして、夜更かしが多く常に寝不足であったり、夜勤業務が多い人は自律神経失調症になりやすいとされています。そして仕事や人間関係などの、周囲の環境の変化に適応できない、または適応しようと過剰になってしまうと自律神経失調症が発症しやすくなります。女性の場合、妊娠や出産、更年期の影響によりホルモンが変化し続ける為に、自律神経の乱れを引き起こす確率が高いとされています。自律神経失調症の治療は、症状や発症者の性格、周囲の環境などを考慮する必要があります。心と体どちらにも働きかける治療を行い、ライフスタイルの見直しと改善も重要なのです。薬物療法に加え、カウンセリングなどの心理療法やストレッチなどの理学療法が選択されます。近年では音楽療法やアロマテラピーなどの、五感を刺激する治療法も多く行われています。自律神経失調症の症状を抑えるのに効果的な食事が、ビタミンAとEを多く含む食事を摂ることで、自律神経の乱れを正常に保つことができ症状を緩和させることが可能です。またカルシウムの摂取により、イライラなどの精神的症状を緩和でき、さらにカルシウムは安眠の効果もあります。